HAPPY HALLOWEEN 2018!&「クランク・イン」書き下ろしSS(※徒野ルートクリア推奨)

こんばんは。プチレーヴのきりこです。


HAPPY HALLOWEEN!




2018年のプチレーヴのハロウィンは、

「クランク・イン」徒野真澄(CV.小野友樹)

担当してもらいました。


昨年のと比べると乙女ゲームらしい可愛らしさが

大分マイナスになってしまいましたが、

徒野は楽しんでいたんじゃないかと思います。


皆さんは彼からTrickとTreatどちらを受け取りましたか?

あとでじっくり聞かせてください(ΦωΦ)フフフ…


さて、以前このブログでも

ちらっとお知らせさせていただいたのですが、

久々に「クランク・イン」のSSを書きました。

ハロウィン要素はほんの少しです。


「クランク・イン」に関しては、

もう書けることなんてほとんどないと思っていましたが、

意外とあったので自分でも驚いています。


徒野真澄のアレの話なので、

できれば中学編(特に徒野ルート)をプレイしていると

「あー、あのことか!」と

思い出していただけるのではないかと思います。


ちなみに、攻略に役立つ内容ではないです。

というわけで、ご理解・ご了承いただけましたらぜひ。


悲鳴のない、楽しいハロウィンの夜をお過ごしください。



↓ ↓ ↓




********************

『唇に触れる(文:間 桐子)


<Side SakuShinobu


 放課後、顧問の西小路巴に誘われて映画を観ていた聖エドワード学園中等部映研部の部員たちは、寄宿棟に向かっていた。

「ハロウィンにホラー映画鑑賞なんて、映研としてベタ過ぎ」

 一年の逢坂忍は飽き飽きしたように呟き、ため息を吐いたが……

「確かに安直なイベントかもしれませんが、一番楽しんでいたのは逢坂では?」

 隣を歩く二年の村雲朔がやや揶揄い混じりの口調で微笑むと、忍は渋々というように頷く。

「まぁ、観たことない作品だったからそれなりには楽しめたけど? ……って、朔先輩もホラー映画キライじゃないくせに」

「ホラー映画に学ぶことも多いですから。今日の映画は、ホラー映画の“お約束”を取り入れつつ、かなり斬新なエンディングでしたね」

「ああいうオチって、真澄先輩も好きだよね」

「えぇ、終わった後、満足そうな顔をしていましたよ。ね、真澄? ……あれ?」

 村雲が振り返ると、後ろで西小路と話していたはずの三年の徒野真澄がいない。

 視聴覚室の鍵を持つ西小路は職員室に向かったようだが、徒野は自分たちと一緒に寄宿棟に向かうはずで……

「……いないね」

「……いませんね」

 静まり返った暗い廊下を数秒見つめた2人は、くるりと前を向き直り、少しだけ歩くスピードを上げた。



<Side Masumi


「あ……2人に声掛けるの忘れちゃった」

 職員室に向かう西小路と途中で別れた徒野は、彼だけが知っている寄宿棟の<開かずの部屋>にいた。

 薄暗い部屋から、徒野は村雲と忍にメッセージを送信する。

「『職員室に寄ってから寮に帰るね』……ちょっと遅くなっちゃったけど、これでいいか。映画の感想は、あとで朔の部屋で話そうかな」

 顧問が用意した日本未公開の作品は、サイコホラー要素もあってなかなか楽しめた。

 惨劇と恋人への疑念、家族の過去に、亡霊の影、恐怖心を誘う演出――そして、印象に残ったことがひとつ。

「ふふ、ちょっと似てたな」

 それは、<得体の知れない存在>に苦しめられる無垢なヒロインの演技だった。

 国籍は違うが、あの映画のヒロインの表情は、<彼女>が徒野の言動に驚いたり、疑問を抱いたりしている時のそれに似ていたかもしれない。

「俺は文月ちゃんが苦手なオバケじゃないんだから、怖がる必要なんてないはずなのにね」

 徒野は真っ白なシーツをそっと指先でなぞってみる。ほんの少しの時間だけれど、彼女が横たわったことがある場所からは……当然ながらシーツのさらりとした感触しか伝わらない。

 キラキラと輝く大きな瞳も、真っ直ぐな長い黒髪の手触りも、速い鼓動も、まるでさっき観たシーンのように覚えているのに。

「ま、別にいいけど」

 徒野は机の引き出しを空け、高価なジュエリーが入った小さな宝石箱を取り出す。

「呪いの宝石に魅入られるヒロイン役なんかいいと思うけれど……それはもう少し大人になってからかな?」

 彼が両親や兄に気付かれないよう実家から持ち出した宝石たちは、きっとこれからも彼の手元で大切に保管されるだろう。

 だが、もしかしたら……<徒野真澄>という登場人物にとっての<最高のヒロイン>が手にする可能性もあるかもしれない。

 美しく成長した彼女をこの宝石で飾り、レッドカーペットを共に歩くのは悪くない<カット>だ。

「……なんて、ね」

 彼の“お気に入り”になった年下の少女の白い首に飾られたこともあるプラチナのネックレスを手に取り……徒野は紺碧の石の冷たさをその唇に感じていた。


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